<浜岡原発2号機事故の図面>中部電力のウェブサイトに掲載
http://www.chuden.co.jp/press/saisin2002/fr_pre0525_01.html

5月25日未明に発生した浜岡原発2号機の事故について

抗議と申し入れをおこないました

抗議ならびに申し入れ

中部電力社長 川口文夫殿

2002年5月27日
きのこの会
名古屋市昭和区花見通り1-59

 昨年11月7日の浜岡原子力発電所1号炉事故に続いて、去る5月25日に発生した同2号炉ECCS低圧注入系配管のドレン管水漏れ事故は、次の事実を示していると考える。と同時に現状を以下のようにとらえるべきと考える。

1. 安全対策に徹しない中部電力の姿勢が明らかになったこと。

2. 事故の内容、起動に至る経過から考えて、1号炉同様2号炉もプラントの老朽化を示していること。

3. 中部電力、国の最終報告は、何ら社会的検討は受けていないこと。まして上記報告書についてさまざまな問題点が指摘されており、爆裂の原因が特定されなかったことは、国の報告書も認めるところである。国、中電の今後の事故対策の内容も矛盾に満ちたものである。

4. 3号炉の運転再開は、1号炉の原因究明の途上であったし、2号炉も上記3に記す状況の中で、突然行われた。さらに1号炉についても、8月20日を目処に運転を再開することを国に伝えている事実が判明した。これらは原発の発電コストが他設備に比べて割高であるという背景の中で、地域住民の心配をかえりみない、なりふりかまわない運転強行である。

5. 世界的な脱原発の流れの下、民衆的支持を得られない原発の運転環境が厳しさを増す中で、安全運転がさらに困難になりつつあることを示していること。
    
以上を踏まえて以下の抗議ならびに申し入れを行う

1. 住民、市民の心配を無視した突然の2号炉運転再開に抗議し、安全無視の結果である事故を怒る。

2. 1号炉及び2号炉に対する廃炉の決定と、そのための体制作りに着手することを申し入れる。

3. 1号炉事故の社会的説明責任を果たすべく、しかるべき形式の説明会あるいは討論会、シンポジウム等を開催することを申し入れる。ただしこれは複数場所、複数回に亘るものであると考える。このようなことは、中部電力の今回事故について、社会的説明責任を果たすものであって運転再開の手続きと位置付けられてはならない。

4. 国に伝えた1号炉の通知を取り下げること。 

                                 以上

020528中日

↓道行く人に配ったチラシ

浜岡原発1,2号炉で事故が続発!

オンボロ原発は今がやめどき!

1.世界初の事故! 原発に新たな危険。

 昨年月、静岡県浜岡原発(御前崎の近く)の1号炉が、緊急炉心冷却装置につながる蒸気配管で水素爆発をおこし、ビリビリ断裂しました。

 この緊急炉心冷却装置は、原発を大事故から守る「最後のとりで」。それが使えなくなったのです。
 これは世界で初めての事故であり、今まで想定することもなかった事故です。
つまり原発には、まだまだ予見のできない危険がひそんでいることを示しています。

 今までは、起こりうる事故をすべて洗い出した上で、それ等に安全に対処できることをもって「原発は安全」と言ってきた中電や国も、もはや「安全」とは言いきれなくなったはずです。

2.くり返される老朽化事故!

 1号炉が爆裂事故で止まった2日後、こんどは原子炉の圧力容器下部からの水もれが見つかりました。この時、設計が同じ2号炉も、点検のため停止して6ヶ月間検査をしました。

 ところが、市民の心配を無視して5月24日にとつぜん運転再開を強行するや、わずかに13時間後、その2号炉の、またも緊急炉心冷却系につながる水抜き用配管の溶接部から水が噴き出す事故がおこったのです。

 1号炉では同様の事故が年にあり、2号炉でもドレン配管の水漏れ事故を過去2回おこしています。

 浜岡1号炉は運転26年。2号炉は24年。明らかに老朽化の結果です。

3.安全運転をむしばむ商業主義

危険を見て見ぬふり(1号炉)  危険の見のがし(2号炉)

 浜岡1号炉の圧力容器の水もれについては、中電はデータの異常に4ヶ月も前から気づきながら、運転を止めて調べようとはしませんでした。
 2号炉では、6ヶ月間検査した後なのに、起動してすぐに水もれが起きてしまいました。しかも、ひと月前に通常の運転圧力と同じ70気圧をかけて「異常なし」であることを確認したばかりなのに、起動後なんとわずか10気圧で大量の水もれが起きたのです。
 まさに、どこに病巣が潜んでいるかわからない、これこそ老朽化の特色であり、怖いところです。
 これらはすべて国(経産省原子力安全・保安院、内閣府原子力安全委員会)の安全のお墨付きのもとに行われているのですから、もはや国の「安全」という言葉も信用することはできません。

東海地震 の想定震源域の真ん中に建っている
   
オンボロ原発!もう廃炉にすべきです。